「Webマーケティング」と「デジタルマーケティング」。
最近よく聞くけど、この2つって何が違うんだろう…?
両方ともインターネットを使ったマーケティングだし、なんとなく似ているような…。
この2つには明確な違いがあります。
この記事では、Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いを、図解を使って分かりやすく説明していきます。
Webマーケティングとデジタルマーケティングの違い【図解】
Webマーケティングは「インターネット上」のマーケティング活動に特化しているのに対し
デジタルマーケティングは「すべてのデジタル技術」を活用したマーケティング活動を指します。
簡単に言うと、デジタルマーケティングの中にWebマーケティングが含まれるということです。
では、それぞれのマーケティングについて詳しく見ていきましょう。
Webマーケティングとは
Webマーケティングとは、Web上で行うマーケティング活動のことです。
私たちが普段、スマホやパソコンで使うWeb上でのマーケティングを指します。
主な手法としては、
- ホームページ運営
- SEO対策
- リスティング広告
- コンテンツマーケティング
などがあります。
デジタルマーケティングとは
デジタルマーケティングとは、すべてのデジタル技術を活用したマーケティング活動のことです。
Web上だけでなく、駅や街頭の電子看板、店舗のデジタル機器など、あらゆるデジタル技術を使ったマーケティングを指します。
主な手法としては、
- O2O(実店舗とデジタルの連携)
- デジタルサイネージ(デジタル屋外広告)
- アプリマーケティング
- IoT(センサーやデバイスを使ったデジタル化)
などがあります。
未経験でも始めやすいWebマーケティングの魅力
ここまで、Webマーケティングとデジタルマーケティングのそれぞれについて見てきました。
では、未経験者はどちらから始めるべきでしょうか?
結論から言うと、Webマーケティングがおすすめです。
なぜなら、私たちは日常的にWebサイトやSNSを使っているため、消費者としての実感を仕事に活かせるからです。
実際に、未経験でも採用を行っている企業はあります。
Webマーケティングが未経験に選ばれる3つの理由
Webマーケティングには、未経験者が始めやすい特徴がいくつかあります。
実際に、営業職や事務職など、様々な職種から転職してくる人が増えています。
その理由は大きく3つあります。
【1. データで成果が見える】
Webマーケティングは、すべての結果が数字として表れるのが特徴です。
サイトへの訪問者数や商品の購入率、広告のクリック率など、自分の施策がどれだけ効果があったのか一目で分かります。
たとえば、広告文言を変更した結果、クリック率が1.2%から2.0%に上がったというように、具体的な成果を実感できます。
これが未経験者に選ばれる理由です。
経験豊富な先輩の「感覚」や「勘」がなくても、数字を見ながら自分の取り組みを確認できます。
「この広告のクリック率が下がっているな」「このページからの購入率が上がってきた」など
数字の変化を見ながら一歩ずつ改善を重ねることで、自然とスキルが身についていきます。
そして、このようにデータで評価される世界だからこそ、経歴や学歴に関係なく実力を認めてもらえるのが特徴です。
【2. 学歴関係なく年収を上げやすい】
Webマーケティングは年齢や学歴に関係なく、成果で評価される世界です。
未経験でも、「広告運用で売上を10%アップ」「SEO対策でアクセス数が1.5倍に」など、具体的な数字を残せば、それが実績として認められます。
つまり、学歴や前職の経験に関係なく、努力次第でキャリアアップを目指せるのです。
この実力主義の世界で成功するために必要なのは、スキルを着実に身につけることです。
そしてWebマーケティングには、独学でスキルを磨ける環境が整っています。
【3. 独学でも勉強しやすい】
Webマーケティングは、無料で学べるYouTube動画や企業のブログ、オンライン講座が豊富にあり、独学から始められる環境が整っています。
そして、学んだ知識はすぐにブログやSNSで実践でき、その効果も数字で確認できます。
つまり、仕事を辞める前から、自分のペースで少しずつスキルを磨けるのです。
実際に独学を始めたい方は、以下の記事でより詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
▼初心者向けWebマーケティング本7選
▼無料でWebマーケティングを学べるおすすめサイト5選
Webマーケティングに向いている人
これまで、たくさんの未経験者がWebマーケティングの世界で活躍してきました。
Webマーケティングに向いている人には、以下のような特徴があります。
【1. データ好きな人】
アクセス数や滞在時間など、日々変化するデータを見ることが楽しいと感じる人が向いています。
なぜなら、Webマーケティングではデータをもとに次の施策を考えるからです。
「なぜこのページのアクセスが増えたんだろう」「どうすれば購入率が上がるだろう」と、数字の背景を考えることが重要になります。
逆に、直感だけで判断したり、数字を見ることが苦手な人は、少し苦労するかもしれません。
【2. ユーザー視点を持てる人】
「このページは分かりやすいかな?」「必要な情報は見つけやすいかな?」など
常にユーザーの立場に立って考えられる人が活躍できます。
なぜなら、Webマーケティングは常にユーザーが『何を求めているか』を考え、それに応える仕事だからです。
日頃から使いやすいサイトや気になる広告について考えている人は、その視点を仕事に活かせます。
一方で、『自分は気に入っているから』『私はこちらの方が好きだから』と個人の好みで物事を判断してしまいがちな人は、思うような結果を出せない可能性が高いです。
【コツコツと続けられる人】
Webマーケティングは、成果が出るまで時間のかかる仕事です。
検索順位を上げるためのSEO対策や、ユーザーの行動分析など、1週間や2週間では効果が見えにくい施策がほとんどです。
しかし、商品紹介文を分かりやすく書き直したり、広告の反応が良い時間帯を見つけたり、アクセスの多いページを分析したりと、小さな工夫を重ねることで、確実に成果は上がっていきます。
そのため、諦めずにコツコツと続けられる人が、最終的に大きな成果を出せます。
反対に、すぐに結果を求めがちな人は、モチベーションを保つのが難しいでしょう。
Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いまとめ
Webマーケティングとデジタルマーケティングのポイントをまとめました。
– Webマーケティング:Web上(インターネット)のみで行うマーケティング活動
– デジタルマーケティング:Web上に加え、電子看板や店舗のデジタル機器など、より幅広いデジタル技術を活用
Webマーケティングに向いている人
– データの変化に興味が持てる人
– ユーザー視点で考えられる人
– コツコツと続けられる人
Webマーケティングは未経験でも転職可能です。
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